概要

本支部は,北陸信越地域の材料学会員の交流を図るとともに,地域に密着した研究会や見学会を実施することを通じて学術的交流・人的交流を促進し,本支部地域における本学会活動の発展を図っています。


新着情報(行事案内・行事報告・連絡事項)

北陸信越支部 2024年度第40期総会および40周年特別講演会が開催されました

[日時]
令和6年5月10日(金)13:00~15:00
14:30~15:15(支部総会)
15:30~17:10(40周年記念特別講演会)

[会場(ハイブリッド開催)]
米百俵プレイス ミライエ長岡」(西館4階)ミライエステップ(長岡市大手通2丁目3番地10)
+ Zoom

[議題等]
1.総会
(1) 第39期事業報告および収支決算報告
(2) 第40期常議員当選者発表
(3) 第40期支部役員の選出
(4) 第40期事業計画および予算の審議
(5) 支部賞授賞式
(6) その他

2.40周年記念特別講演会
◎1件目
題目 フェムト秒レーザパルス誘起光熱還元を利用した金属微細造形法とその応用
講師 長岡技術科学大学技学研究院 機械系 准教授 溝尻 瑞枝氏
講演要旨 フェムト秒レーザパルスの誘起する光熱還元反応を利用し、Cu、Ni、Coなどの非貴金属の微細造形法の創成に取り組んでいる。この方法では、金属錯体や金属酸化物ナノ粒子原料へフェムト秒レーザパルスを集光照射したとき、焦点近傍で金属が光熱還元析出され、各種金属を直接描画形成する。当日は、金属析出プロセスにおける金属析出過渡現象の評価と、熱拡散の影響を抑制した最近の研究成果について報告する。

◎2件目
題目 人口減少社会と工学
講師 長岡技術科学大学名誉教授/長岡市産業イノベーションアドバイザー武藤 睦治氏
講演要旨 日本は2008年を境に人口減少期に入り、現在その減少傾向は急激となっています。その大きな課題は、生産年齢人口の急激な減少(2022年に比べ2060年には3分の2に減少)と考えるべきです。一方、日本の産業構造、大学教育は、グローバル化の影響を除き、人口急増・高度経済成長期からほとんど変っていません。減少する人口で、国民の安全で豊かで快適な持続社会を構築していくためにはどう変わればいいのでしょうか。本講演では、このような視点から、工学について考えてみたいと思います。

[当日の様子]
常議員会・幹事会の様子支部長挨拶
支部奨学賞受賞
NGUYEN QUANG MINHさん
支部技術奨学賞受賞
萩原 大生さん






    【連絡・問合せ先】 庶務幹事:大木基史(新潟大学)ohkim[at]eng.niigata-u.ac.jp
    ※[at]を半角の@に置き換えて下さい.